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2024/5/7

ベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMI

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 推しの魅力を語れるキャンペーンも最終日ですね。毎日どんな魅力を語ろうかな…とわくわくできた日々でした。素敵なキャンペーン企画、本当にありがとうございます。作文や論文が苦手な私ですが、推しの事なら書けると言うことが判ってよかったです。



 最終日の今日は、私の推しである海老原鼓のパフォーマンスを見ていていやマジほんとヤバすご!!となった個人的なパフォーマンスへの賞賛と感想、題して



『ベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMI』



 について語らせてください。

 TOEICの問題集を見ただけで頭が痛くなるタイプのオタクの為、表題の英語があってるかどうかは知らないです。あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅべりーうぇる。





▼太陽も浴びるし帽子もかっ飛ばす

(2023年10月/Produce101 the Girlsグループバトル『Body&Soul』)

 海老原鼓は歌が上手い。その事を視聴者である私は第1回から思い知らされたのですが、海老原鼓は歌が上手いだけではなく、表情もなんか良いぞ???と頭をぶん殴られるような衝撃と共に理解したのがこちらのBody&Soul。

 とにかく笑顔のパターンと展開が凄く良い。

 パワフルなダンスでの歯がこぼれる満面の笑みからの、しなやかな展開に移り変わるときの少しだけ口元を上げた優しい笑み。サビ前のタメの展開での微かに挑発的な悪戯っぽい笑顔……からの、顔をくしゃくしゃにした、弾けるような笑顔。

 全部笑顔なのに、曲の展開や雰囲気にあわせて元気から可愛い、悪戯っ子から不思議っ子まで、全部雰囲気を変えてくるから全く飽きない、目が離せない。そんな元気な笑顔をお腹いっぱい味わって、曲の〆で出てきたのが、今までの年相応の爽やかさからは想像のつかない、大人びた憂いの匂う一瞬の無表情からの、匂い立つ色気を感じる甘い流し目と笑顔。決めポーズの時にはもう元気な鼓に戻った居たので、狐に摘ままれたような気持ちになりましたよね……。





▼やっと出会えた推しに撃ち抜かれるWe’re

(2024年3月/東京ガールズコレクション『&ME』)

(2024年4月/かまいガチ)

 みんな大好き、やっと出会えたファンたちを出会い頭に撃ち抜き鼓の初登場、2024年3月の東京ガールズコレクション。

 かわいさはもちろんの事、まだデビュー前、しかも半年前には普通の女子高生だった女の子が、初めての大舞台、しかも自分たちのファン以外も沢山いるところで、自分の考えた振り付けをぶっ込んでくるの凄すぎると思いませんか?しかもそれが原曲の良さや構成を崩す事なく、その後のサビの華やかかつ勢いのある展開を予感させる形になってるんだからもう……。

 つくづく思うんですが、曲の展開に合わせた笑顔の制御、Body&Soulの帽子投げを初めとする曲のリズムに合った挙動……等々、鼓は音楽の流れを掴んで、その中にどんな表情や動作を入れたら良いか、何をしたらその後の展開が盛り上がるのかを選択するのがめちゃくちゃ上手いな、と思います。良い意味で、観客である我々の視線や展開への期待、興奮や熱狂を操る力を強く強く感じます。鼓が弥生時代に生きていたら、歌と踊りで一国の住人を熱狂させその魅力で虜にして、巫女女王として君臨できたんじゃないかという気さえしてきます。

 そんな素敵なパフォーマンスはもう見られないのかな、と思っていたら早速翌月のバラエティーで見られてビビりました。まさかのかまいガチ、まさかの(おもちゃの)リアル弓矢をもってのパフォーマンス。わぁ可愛い、と和む暇もなく、アカペラでべらぼうに良い声の&ME歌い出してビビりました。二回歌ったけどほぼ音源でした。海老原鼓、本当に予想外を突いてくるアイドル……。





▼私たちは想像以上の中毒症状を拒める筈がなく

(2024年5月/Rakuten Girls Award『toxic』)

太陽のボーカル、とファンの間で呼ばれることのある海老原鼓。日プ中では明るい曲や元気な曲、あるいはしっとりしていてもどこか希望のある曲を歌うことが多く、『鼓と言えば明るくて元気で爽やかな曲』というイメージでした。

 そのイメージをひっくり返し、「音楽の流れを掴み、展開に併せた表情や動作を選択するのが上手い=とんでもなく表現力が豊か」である鼓なら、影を纏い堕落的に艶めいた曲を併呑し、己のものにできるのだ、という事実を突きつけてくれたのが、先日のガルアワで披露されたtoxicだと思いました。

 殆どトレードマークと言ってもいい、弾けるような笑顔は1回も無く。カメラに抜かれるのは上目遣いに射抜きたがるような強い眼差し。かといって睨み付けるだけではなく、挑発的に薄く笑って振り返ってみたり、手が届かない高い猫みたいにすました顔で客席を睥睨してみたり。そうして、相手だけではなく自分も強い、焼け付くような毒に浸食されて苦しみながら、目の前の観客を同じ毒へ落としたがる、熱い憎しみと冷たい呪いみたいな激しい感情の爆発。次々と変わっていく表情と歌声、気迫がすさまじくて目が離せなくなってしまったのを、良く覚えています。

 音楽やリズムの流れや展開を掴み、次にどんな表情を作るか、どんな所作を振るうか、どんな声を使うのか。そう言った選択を彼女はBody&SoulやClickと言った明と陽と乾の曲だけでなく、今までは観衆の中でパフォーマンスしたことがない影と陰と湿の中でも、正しく選び取ることが出来る。ファンの贔屓目ではちゃめちゃな事を言っているのは重々承知していますが、誰にでも出来るわけではないそうした選択が確実に出来てしまう彼女は、最高で最強のベストオブスーパーアイドルだな!!って思います。





▼?????

(2024年5月/KCON JAPAN2024『???』)

 ここまで書いてきた三つのパフォーマンスのうち、Body&Soul以外の二つはライブ配信でした。

 テレビやYouTubeなどで録画されたものを見ても、海老原鼓の素晴らしさは十分に伝わるのですが、やはりライブ会場という観客の熱気の溢れた空間の中でのパフォーマンスは、彼女の「音楽やリズムを掴み、適切な動作や声を使って観客を熱狂させる」力が存分に発揮され、いつもの魅力の120パーセント、いや、それ以上の果てしない魅力が爆発すると思っています。

 また、ライブ会場ではパワーのある彼女のボーカルが被せを突き破り、生の音の波として鼓膜を振るわせてくれますまた、会場ではなく配信もおすすめです。リアルタイムで自分と同じようにパフォーマンスに熱狂したファンたちの叫びを、コメントやSNSの書き込みで見る事で臨場感に高ぶり、会場にいなくても熱気を味わい、熱狂することが出来ると思います。



 私のベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMIは以上ですが、正直、これ以外のパフォーマンスもベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMIです。そしてきっと、今週末のKCON JAPAN2024のパフォーマンスもまた、ベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMIになると思っています。ゴールデンウイークあけでなんだかぼんやりする日々ですが、週末を糧にがんばっていきましょうね!



追伸:

よかったらみなさんのベストオブスーパーパフォーマンスオブTSUZUMIも教えてください。





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